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パチンコ業界について⑮ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。


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●顔認証システムについて

これも、【パチンコ業界について①】で書いている、遠隔操作と関連した内容になっています。
「パチンコ店では顔認証システムを導入している」
「顔認証システムを使って、初めて来店する人には出玉を出して、そのあと出玉を絞る」
などなど・・・。

まず、『顔認証システム』自体は最近の技術で、パチンコ店だけではなく、コンビニなどの小売業などにも導入されています。
コンビニなどで導入されている理由は、万引きを防ぐためです。
万引きが後日カメラで発覚したときに、万引き犯の顔を『要注意人物」として登録しておき、再度犯人が来店したときにエラー音がなり、警告してくれるってものです。

では、パチンコ店で顔認証システムが導入されているのはなぜか?

①パチンコ店で不正をした、いわゆる「ゴト師」を登録しておくため。
②ゴト行為まではないが、迷惑行為などをした「出禁者」の再来店を防ぐため。

が大きな理由です。

この顔認証システムですが、現職でこの業者さんと打ち合わせをしたことがあり、その映像サンプルを見たことがありますが、とんでもなく鮮明に映っています。
それだけ技術が向上しています。

顔認証システムについてはそこそこの費用(ウン百万)がかかるのでパチンコ店で導入しているのは、大手チェーン店や最近できた店舗などで、昔からある古いお店ではほとんど導入されていないと思います。

そして、本題に戻りますが、顔認証システムを使ってお客様が狙い撃ちされ、人によって出玉を操作しているのか・・・。

『そんな事はあり得ません』

ネットなどでよく顔認証システムを使って、「俺狙い撃ちされてる!」なんてことを書いている人がいますが、パチンコ店側からしたら、個人を狙い撃ちする暇はありません。
私から言わせればただの『被害妄想』です。

例えば、パチンコ店以外の業種に例えて、製造の仕事に携わっているとして、一日1000個作る製品の一つ一つに注目したりしないですよね?

居酒屋で接客の仕事をしていて、「この人気に入らない」といってその人だけ値段を変えたり、あからさまに接客態度を変えたりしないですよね?

もし仮に、顔認証システムを導入して、遠隔操作をする設備が整っていたとしても、
パチンコ店では、お店や稼働にもよりますが、延べ人数として設置台数の3倍くらいの来場があります。
その中にはもちろん同じ人が出たり入ったりしていますが、それでもそこまでの人数を一人ひとり見て、
「この人は初めて来た」
「この人は前に出玉をたくさん出したから今日は出さないでおこう」
なんてやるほどパチンコ店の社員は暇じゃありません。
他にやる仕事はたくさんあります。
さらにさらに、「この人は初めて来たお客様だから、出玉を出してまた来てもらおう」と思っても、そのお客様が来るかどうかなんてわからないですよね?もしその人がたまたま出張中で他県から来ていて、たまたま入った店だとしたら・・・。

そんな不確かな情報だけで、遠隔操作をする目的で顔認証システムを導入しません。そもそも遠隔操作をする必要もありません。
※詳しくは【パチンコ業界について①】に書いています。
http://pachi-drop.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20

顔認証システムはあくまで、他の業種と同じく防犯面を強化したいために導入しているお店がほとんどだと思います。

余談ですが、最近では顔認証システムだけでなく、駐車場の入り口で、車のナンバープレートを認識する
「ナンバープレート認証システム」なるものもあると聞いています。
これは前述の顔認証システム同様、防犯面強化の意味合いですが、さらに、来店する地域エリアを自動で集計し、販促チラシなどをどのエリアに打つのが効果的なのかというものもあるようです。

※繰り返しになりますが、業界についての記事はパチンコ店を擁護するものではなく、遠隔操作や不正などがなくてもパチンコは「勝てない」ものであるということを伝えたいためです。




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パチンコ業界について⑭ [パチンコ業界]


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<パチンコ規制・スロット規制について>

昨年末から言われてきたパチンコ規制・スロット規制の話です。

まずはその規制内容の話から
【パチンコ規制】
大当たり確率上限が1/320
確変継続率が65%以下
突然時短・突然確変・突然通常・潜伏確変が禁止
出玉無大当たり禁止

【スロット規制】
・3000枚リミッター搭載
・設定差を設けて良いのはART抽選をしない小役orボーナスのみ
・通常時の内部状態でART突入率を変化させてはいけない
・小役の最低成立確率1/17500以上 ※実質1/16384
・1日の遊技におけるART滞在は70%以下
・ボーナス成立中の指示機能禁止

と、パチンコやスロットを打っていない方には何のことやら・・・。
パチンコをやめる前はほとんどスロットを触っていない(4号機時代は打っていましたが・・・。)
スロットの規制についてはあまりピンと来ていません。

平たく言うと、「パチンコは現在主流のMAX機である牙狼はもちろん禁止。花の慶次や北斗などの人気機種も同一のスペックは出せません。」ってことです。
スロットについては、「押し順ナビ禁止。ATとかもMAX3000枚までだから、もちろんGODなども禁止」ってなります。

最近の機種は全然詳しくないので、その詳細についてはネットで検索していただく方が早いと思います。

で、このブログでなにが言いたいのかというと、
「今ホールで人気のある機種はほとんど規制対象になる」ってことです。

私はパチンコを打っていた時代、MAX機などの機種はあまり好きではなく、甘デジ~ライトミドル機種を中心に打っていました。
でも、お店の扱いはやはりMAX機がメインでしたね。
スロットについてもそう。今でこそジャグラーが一番力を入れていますが、波の荒い機種も同じように力を入れていました。

そして、お客様ももちろんMAX機やスロットでいえばGODなどにお客様が多かったと思います。
なぜか?
パチンコを打つ人は「ギャンブルをしに来ている」からですよね。
決してパチンコで「玉の動きを楽しみたい」「のんびりパチンコを楽しみたい」という方はほとんどいないのではないでしょうか?(一部、ご年配の方などはこういったこともあるのでしょうが・・・)

今回のパチンコ規制はその「ギャンブル」を根底から覆す規制であり、業界衰退の手助けをしているだけだと思っています。

今までも同じようなパチンコやスロットの規制はありました。

直近でいえば、スロットの4号機規制ですね。
今のスロットでは考えられないくらいのスピードでメダルを獲得できる仕組みであり、機種によっては「時速5000枚」などという機種もありました。
私自身もこのころのスロットは何機種かは打ち込んでいました。
その前はパチンコの連荘規制ってのもありました。
それまでにあった、(確変突入率1/3、以後2回まで継続、その後時短100回転)といった大工の源さんなどなど、パチンコの爆裂機があった時代にパチンコに規制がかかり、
「確変は5回まで」というリミッターが付く時期がありました。(このリミッターはその後解除)

このパチンコ規制しかり、スロット規制しかり、いずれも遊技人口を大幅に減らす要因となりました。
スロット規制以降、全国のパチンコ店が軒並み閉店し、相当数のパチンコ店が淘汰される結果となりました。

ただ、上記で例を挙げた規制については、「パチンコのみ」「スロットのみ」の規制であり、例えばパチンコの連チャン規制の時はスロットではCT機などがあったので、パチンコをやめてスロットに行くという選択肢がありましたし、スロット規制については逆のパターンで、スロットをやめてパチンコに行くという人がいました。

今回は「パチンコスロット同時規制」となります。

今までの規制と同じようにパチンコ人口・スロット人口は減ると思います。
さらには、「パチンコがダメだからスロットへ」「スロットがダメだからパチンコへ」ということはありません。
ですので、今までの規制以上にパチンコ人口が減ると思っています。

それを裏付けるかのように、まだ旧機種(規制前)の機種の中古機値段がはね上がっているようで、「バジリスク絆」などは1台100万円を超える値段だそうです。
今から10台買おうとすると1000万しちゃうんです。でも買うお店はあるんです。(買い手があるからこの値段がついているんですから。)
それも1年持たない機種に1台100万円を出して、そのお金をどこから回収するのか・・・。
もちろん、打ち手ですよね。

なので、今のこの時期でグランドオープンをするお店で、規制前の機種を多数入れているお店は要注意です。
大型チェーン店ならば店舗間移動で台を手配できるのですが、それほどの規模でないお店は1年持たない機種に100万円以上使っているんです。

グランドオープンといっても、今は「確実に勝てる」なんてないんです。
これが通常営業のお店であればなおの事。

今後さらにパチンコ業界は衰退していくことでしょう。

私を含めた、パチンコから脱却したいという人にとっては朗報だと思います。



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パチンコ業界について⑬ [パチンコ業界]


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今のパチンコ景況についてですが、去年から今年にかけて非常にさまざまなニュースがインターネット上に出ておりました。

ちょうど出張中ということもあり、あまりそういったニュースをじっくり見る機会はありませんでしたが、最近のニュースでは「パチンコをやめたい!」という人には追い風になるようなニュースが多いと感じました。

そのニュースを少しピックアップして、私なりの解釈を述べてみたいと思います。


①「釘問題」について
このニュースは、いわゆるパチンコの釘を調整することで、検定を通した時の性能と全然違う挙動を持たせていたという問題です。

あまりパチンコ業界に疎い方は、通常お店がやっている「釘調整」を連想するようなのですが、実際のところは違います。

パチンコ台を世の中にだすためには、監督省庁から「この台を販売してもいいよ」というお墨付きをもらわなければいけません。
そのお墨付きをもらうために、実際に長時間玉を打ち出し、出玉の性能をチェックするわけです。

このチェック時に、スタートチャッカー以外の賞球口(台の左下にあるような、液晶はスタートしないけど10玉くらい払い出される穴)付近の釘を曲げ、玉が入りやすくするんです。
さらには、大当たり中のアタッカー付近の釘をありえないくらいの角度に曲げ、アタッカーに玉が入りづらくするんです。

そうすると検定時(チェック時)にどういったことが起こるか・・・。

まず、いわゆる通常時の玉もちが非常によくなります。スタートチャッカーには入らないので、くるくる回転するわけではないのですが、賞球口には玉が入るので、あまり玉を減らさずに長時間打つことができるんです。

そして、大当たりしても、普通にパチンコホールで打つよりも出玉が少なくなっちゃいます。
どれくらいの釘曲げになっていたのかがわからないのですが、例えばMAX機であれば1回の大当たりで2200発でる台もありますが、これが1600玉とか1800玉とか、ありえないくらい玉が出なくなります。

なぜこんなことをするのか?

こういった調整をすることで、検定時には「ギャンブル度が高くない台ですよ~」としちゃうんです。玉もちがよい代わりに大当たりしても出玉は少し少ないし、あまりお金を使わないけど、大量の出玉を獲得できない・・・。そんな台ですよというアピールをするんです。

で、検定を通過していざホールに導入!となったときには釘を元に戻してギャンブル度が高い台ですよといってお客さんに座ってもらう・・・。


すごい話ですよね。今までこのことは暗黙の了解でまかり通っていたのですが、このタイミングで
「何を今さら・・・。」という声が聞こえてきそうなことを言ってきたんです。

もともとの建前論でいえば、パチンコの釘を検定通過と同じ状態に保たないといけませんよ。という建前はあったんです。

なので、いろんなパチンコ雑誌が出している「釘の見方」などは本来あってはいけないんです。
だって建前論でいえば、どのパチンコ店でも同じ釘をしているはずですから。

でも現実はそうじゃないですよね?

お店によって、いわゆるボッタクリ店ではスタートチャッカーに玉が入らないようにスタートチャッカーの釘間を細くしてあまりデジタルが回らないようにしたりしています。

1000円で18回転がボーダーラインの台でも1000円で10回しか回らない・・・。ってお店もありますよね。

だから、「何を今さら・・・」なんです。

ただ、こういった発表がかなり大々的にされたということは、行政側も本気で取り組むということなんです。

で、このことが打ち手側にとってどう左右するか?



結論から言うと、この活動が進むと、パチンコ店にボーダーライン越えの台はなくなります。

だって極端に釘を曲げたりすると、行政の指導が入り、あまりにも悪質かつ常習性があるといわれちゃうと、営業停止・営業取り消しなどの処分もあるのかもしれません。

であれば、検定時の釘をそのままにするか。最初の新台入替時のタイミングで締めの調整にして承認を受けることになります。

ボーダーラインを超えた状態で新台入替の承認を受けちゃうと、それ以降釘は気軽に触れなくなっちゃいますから。

ですので、極端な言い方をすれば、「どの都道府県の」「どのパチンコ店でも」「以前のようなお宝台は存在しなくなる」のです。

さらに言えば、打ち手側に取って最大のイベントである「新規オープン」時にも今までのようなご祝儀釘などは存在しなくなります。

この点に関しては、新規オープンの店が警察の検査を受けるときに、近隣のライバル店が
「あそこは釘曲げをしている」と密告したりするなど、ドロドロした展開が待ち受けています。

密告が入れば警察も動かざるを得なくなり、最悪は釘曲げをした台を没収されちゃうってことも起こりえます。


パチンコの打ち手にとっては、厳しいニュースなわけです。

ただし、「パチンコをやめたい!」と思っている私のような人には、「今まで以上にパチンコで勝つなんて夢のまた夢なんだ」と諦めがつくのじゃないかと思います。

今はパチンコ業界も相当厳しい状況です。その厳しい状況では、一昔前のような「出玉を還元」なんてありえない状況なんです。

少し難しい話になりましたが、要は「パチンコ釘曲げ」ニュースは「パチンコ業界が厳しく追い詰められるニュースだから、今まで以上に玉を出さなくなるんだ」と思えばOKです。




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パチンコ業界について⑫ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<パチンコ店のグランドオープンって本当に赤字なの?>
これから年末に向けて、パチンコ店のグランドオープンラッシュが続きます。
これは、「正月での需要を見越して」年末にグランドオープンをして、そのまま正月の繁忙を迎えたいという思惑から、だいたいどの地域でも年末はグランドオープンや大型リニューアルが多くなります。

打ち手にしたら、「グランドオープンだからきっと濡れ手に粟状態だ!」と意気込んでくる方も多いと思います。

でも、本当にグランドオープンって出るの?

答えは・・・。

・・・

・・・・・・。

「出ます」

これはそのパチンコ店の経営方針にもよりますので、多少のずれはあるものの、一般的な話として聞いていただければと思います。

まず、グランドオープン初日~2日目くらいまでは、だいたいどのお店も、時短営業になっていると思います。
また、閉店時間については前もって告知していないところが多いのではないでしょうか?

なぜ、閉店時間が前もって告知されていないのか?
これは、開店したころでは本当に閉店時間を決めていないからです。

釘やスロット設定などは、もちろんボーダー以上に調整し、開店してからホールコンピューターで今どれくらいの出玉が出ているのかを逐一チェックしています。

そして、ある程度赤字が当初想定していた額まで達したときに、本部の部長職やオーナーサイドの人間が、「●●時閉店!」と決めるのです。

そして、決められた閉店時間の30分~1時間ほど前に閉店時間の告知アナウンスを流すのです。

これがおおよそのパチンコ店のグランドオープンの流れです。

なお、グランドオープン初日はほとんどないですが、2日目以降に予め閉店時間を告知しているお店は要注意です。さらにいえば、「本日より11時まで営業します!」と最初から謳っているお店は、釘や設定も平常営業に近づいている可能性が高く、おいしい台は少なくなっています。

おおよその赤字額は、1台当たり1万円~2万円くらいの幅になります。それでも、500台規模のお店ならば500万円~1000万円の赤字です。

でも、逆に言えば、1日500万~1000万の赤字を出していても、一人当たりの勝ち額は1~2万円です。みなさんはこの額に納得できますか?

「グランドオープンだったら、もっと出玉を出せ」
「グランドオープンだったら、5万円くらい勝てるんじゃないの?」
いろいろな意見も出るでしょうが、上の数字を見てみると、1人当たりの勝ち額はみなさんが予想しているよりは少ないのでしょう。
さらに、昨今の台は波が荒い台が多く、+1~2万円のボーダーの台であれば、確率通り当たらずに負けになることも十分考えられます。

ちなみに、15年ほど前ですが、大阪のとあるパチンコ店にグランドオープンに行ったときには、3万5千円使って当たらずにお金が無くなり、負けて帰った事があります。

よって、月並みな回答ですが、「平常営業のお店よりは勝つチャンスはあるものの、みなさんが思っているほど出るものではない。」と思っていただいたらと思います。

最後に、グランドオープンの方針は会社の経営判断によるといいましたが、いわゆる悪質な会社「ぼったくり店」になると、2年~3年で閉店するという目論見でパチンコ店を居抜物件で買い取り、グランドオープンから平常営業をしていたお店もあります。
そこはスロット店でしたので、パチンコのように釘を見て判断できず、予め打ち込まないと設定推測ができず、グランドオープンで満席のため、ガッツリ稼いだというお店も・・・。







パチンコ業界について⑩ [パチンコ業界]







今までの【パチンコ業界について】では、以前の私の経験から、いわゆるパチンコの噂やネット上で氾濫している情報について、業界経験者の切り口から書かせていただきました。

今回は、そんな以前の経験には関係なく、今のパチンコ業界ニュースについて気になる記事がありましたので書かせていただきます。

【脱・業界等価案を決議】
記事元はコチラ↓
http://www.yugi-nippon.com/?p=3157

「リンク先の記事を読むのめんどくせー」という方にわかるようにお伝えすると、東京都のパチンコ店でいわゆる【等価交換】が廃止されるというものです。
すでに私の地元大阪では、2011年8月からこの【脱・等価交換】に切り替わっており、交換個数の下限が、パチンコ28玉、スロット5.6枚になっていたんです。

さらに、貯玉再プレイの引き出し個数の上限をパチンコ2500玉、スロット(貸玉でいう、1万円分)とすることも東京都遊協が決定したということです。

理由としては、様々あるようですが、今までパチンコ台の規制などでたびたび言われてきた、「射幸心をあおる」ことを抑制するためともいわれています。

ここまでで相当なツッコミどころが満載で、やはり特殊な業界であるんだなぁと痛感させられました。

まず、「再プレイの上限を決める」点ですが、そんなの各パチンコ店の自由なんじゃないの?なんでそんなことまで遊技協会が決められるの?という点。お上の許認可制度が強い業界ならではですね。
「再プレイの上限ぐらいうちで決めさせてよ」なんてお店が声を上げようもんなら、新台入れ替え時の警察検査の日程が取れず、その店では新台が入れられなくなるなど、パチンコ店にとっての死活問題になるため、こういったルールに半強制的に従わされるようになっちゃうんです。

さらにおかしいと感じる点は、「射幸心をあおる」という文言。
パチンコは建前上「遊技」ですよね?ギャンブルじゃないんですよね?射幸心ってなんですか?
さらに、過去には、いわゆる「保留玉連チャン機」が射幸心をあおるといって廃止になり、そのあとに出てきたのが、その保留玉連チャン機をゆうに上回る射幸心をあおる台「CR機」を生み出したんですが、それはおとがめなし。

今のパチンコ台を見ると、今のMAX機よりも保留玉連チャン機の方がどれだけ健全か。

パチンコはしょせん「ギャンブル」です。ギャンブルである以上、必ず射幸心は出てきます。
今、パチンコを打つ人で、「勝ちたい」「稼ぎたい」と思わない人がどれだけいるの?いないでしょ?

で、もっと突っ込むと、なんで「東京都」だけなんでしょう?
射幸心をあおるから等価交換を廃止するんだったら、全国でやるべきじゃないの?
2011年8月に等価交換がなくなったとき、パチンコを打つ人がどういう行動にでたか?近隣の等価交換の県まで足を運びますよね。
そんな時間が取れずに大阪で打つ人が、「パチンコで使う額が減った」となりましたか?ならなかったでしょ?理由は簡単で、等価交換じゃなくなっても、釘は等価交換のままっていうお店が多いからですよね。

となると、結局等価交換が廃止になって、どうなるかというと、ギャンブル度が低くなるんじゃなくてパチンコ店の利益が増えるだけですよね?パチンコユーザーは使うお金が減るわけじゃないんですよね。だって私を含めたパチンコ依存の方は大当たりを引くまでお金を突っ込んじゃうから。

と、思いました。パチンコを今後打たないから交換率がどうなろうとも関係はないのですが、表向きのうすっぺらい建前で簡単にルールを変えられる業界は、やはり発展しないんだろうなぁと。
そりゃどれだけ大手になっても株式上場ができるわけがない。こんな簡単に、経営を揺るがすレベルのルール変更が強制される市場に投資する人なんかいるわけがない。

少し熱くなってしまいましたが、本当に業界のことを考えての施策をとっていないなぁと思っちゃいました。射幸心というのであれば、私がパチンコを始めた当初の現金機を主流にしたようなパチンコが一番いいんじゃないかと思いますが・・・。





パチンコ業界について⑨ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<パチンコって結局のところ、勝てるの?>
パチンコ依存で、借金を抱え、自己破産までした私が回答することではないと思いますが・・・。
結局のところ、パチンコって勝てるの?稼げるの?

答えは・・・・

「稼げます」

が、もちろん誰でも勝てるわけではありません。誰でも勝てるものであれば、パチンコ店はここまで拡大していないですよね?

よって、「稼ぐ」にはいろいろな条件が付いてきます。
今回はその条件をあげていきます。

①釘読みは必須
⇒パチンコの釘を見て、1000円でおおよそどれぐらい回るかどうかを判断する力は必要です。
遊びでやる場合には、「この台は回るかな?」といって試し打ちをしますが、その試し打ちでも投資をしていますから、「この釘では絶対に回らない」という台は打たないと判断できなければパチンコで稼ぐことはできません。
②打つ遊技台の知識は必須
⇒例えばパチンコであれば、その台のボーダーラインを知ることが必要です。ボーダーラインを知らなければ、仮に回る台を打ったとしてもボーダーラインを下回っていれば必ず負けます。
1000円で20回転する台があるとします。その台のボーダーラインが18回転であれば理論上は負けませんが、ボーダーラインが25回転の台であれば必ず負けます。
※1日や1週間、1ヶ月では日によって勝ち負けはあると思いますが、長い目でみればマイナスになっていきます。
また、潜伏確変でやめたりしないように、セグ判別も必須です。他の台で潜伏確変を見つけるためにも
パチンコ台のスペックは必ず雑誌やインターネットで調べる必要があります。
③確かな店選び
⇒お店の客付きやイベント(今は大々的に告知できませんが、以前には7のつく日で信頼できるイベントがあったりしたら、告知できなくなってもそのイベントと同じ調整にしているお店は多いと思います。いわば、その店の常連にしかわからないようなイベントもあります)を把握する。そういった店舗をできる限り多く抱え、フットワークを軽く立ち回る。
④止め時を明確にする。
⇒一日の投資上限を決める。遊技時間は夜8時までとする。などの止め時を明確にし、「あと一回リーチを見たらやめる」「あと一回大当たりを引いたら止める」なんてことでずるずる投資をすることは絶対にしない。
⑤オカルトには耳を傾けない。
⇒いわゆる「オスイチ」や、この回転数で当たりやすい、この出目が出たらあともう少しで当たる。などのオカルトは必ず排除します。
スロットの場合、ATやARTの回転数管理の台は「この回転数で当たりやすい」のゾーン狙いは有効ですが、パチンコの場合、当たりやすい回転数なんて存在しません。
⑥保留3つ点灯したら打ち出しを止めるなどの技をフル活用する。
⇒上記に挙げたストップボタンの活用や、いわゆる「ひねりうち」大当たりのアタッカーにできるだけ多くの玉を入れる技術。確変中の止め打ちなど、無駄な玉の打ち出しは絶対になくす。

このすべてを徹底してできる方が、長期間パチンコを打ち続け、ようやく収支として結果が出てきます。先に述べたように1日や1週間、1ヶ月といったスパンでは日によって勝ち負けはでますが、このすべてを徹底すれば、パチンコは勝てます。

ただ、「勝てる」というよりは「負けない」といった方がいいかもしれません。
パチンコ業界も客離れなどで、まず前提となる「ボーダーラインよりも回る台」がほとんどなく、その場合は「打たない」ということができなければいけません。

私はボーダー未満の台でも打ち続け、負けを殖やすことになりました。

また、「ボーダーライン」回る台を打ち続けても、そこで初めて「プラスマイナスゼロ」なんです。それ以上に回る台があって初めて勝ちになるのですが、その額は微々たるものです。

ボーダーライン回る店を複数店舗探す。店の力を入れる周期を把握する。釘を見る力を身につける。止め打ちなどの技術を習得する。ボーダーを大きく上回る台を見つけたら一日座りっぱなしでブン回しする・・・。

労力に対して勝ち額は微々たるものです。

そこまで努力をするのであれば、普通の企業に勤め、同じ努力をするほうがよいのではないでしょうか?

と私は思います。

パチンコ業界について⑧ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<パチンコ店の不正って?>
パチンコ店は何をどう解釈しても【ギャンブル】です。
【ギャンブル】にはお金が絡む性質上、常に「不正」と隣り合わせとなります。

前回のブログでも、従業員と客の不正について書かせていただきましたが、その他の事例についても掲載します。

なお、前回の書き込みを含め、ここで挙げている内容は実際に遭った事例を基に記載しています。

●従業員と客との不正
あくまで「お店」ではなく「従業員」が行う不正は後を絶ちません。すべての従業員がそうというわけではないのですが、ごく少数の従業員には悪いことをしてでもお金がほしいという方もいます。
(パチンコ業界には限らないのでしょうが、私の主観では他の業界に比べてその比率は多いと思います。)
②スロットの設定漏えい
もちろんこれはアルバイトや一般社員ができるものではなく、店の主任や店長クラスが行う不正となります。
簡単に言えば、主任や店長などのスロットの設定に携わる人間が知り合いに「設定⑥」を教え、開店から閉店まで打たせ、儲けた金額を折半したりする不正です。
現在の5号機でも魅力はあるのでしょうが、4号機時代の設定⑥は、それこそ10万円オーバーが十分に狙える(20万円オーバーも十分ありえました)ので、その儲けを折半といっても主任や店長にとっては非常にオイシイものでした。

この不正については、今現在も大なり小なり横行していると思われます。この不正は一日などでは発覚は難しく、一度この不正を実施して味を占め、繰り返しこの不正を実施していると、お客様から他の店長や主任に、
「あの人はいっつも出玉を出してるけど、なんかしてるんじゃないの?」
と言われ、調査を始めて発覚します。

大手チェーンの場合は設定を入れた遊技台の稼働率や出玉率(IN OUT)をチェックする体制があり、社内で牽制する仕組みはありますが、(どれだけ有効かはさておき)小規模チェーンなどでは難しいと思います。

よって、この不正は非常に発覚しづらく、かつ不正者がおいしいものとなります。

ただし、このご時世、ホールにあるスロットに高設定が入っているお店がどれだけあるのかは疑問ですが・・・。(高設定が店舗オーナーや管理本部などで承認されなければ使用できないチェーン店もありますし・・・。)

ちなみに、パチンコではこういった内部不正はありません。
パチンコで他の台と差をつける方法は「釘」しかなく、「釘」についてはだれでも見ることができるものなので、他の方に台を抑えられてしまう可能性が高いからです。






パチンコ業界について⑦ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<パチンコ店の不正って?>
パチンコ店は何をどう解釈しても【ギャンブル】です。
【ギャンブル】にはお金が絡む性質上、常に「不正」と隣り合わせとなります。

今まで前述してきた内容はどちらかといえば「噂」や「嘘」が多い話を取り上げてきましたが、実在する不正もありますので、いくつか紹介していきたいと思います。

●従業員と客との不正
あくまで「お店」ではなく「従業員」が行う不正は後を絶ちません。すべての従業員がそうというわけではないのですが、ごく少数の従業員には悪いことをしてでもお金がほしいという方もいます。
(パチンコ業界には限らないのでしょうが、私の主観では他の業界に比べてその比率は多いと思います。)
従業員と客との不正には、以下のようなものがあります。
①スロットのメダルを特定の客に横流し
これは、スロットを遊技される方であればイメージができると思いますが、スロット機内でメダルがなくなった場合、従業員の方がスコップみたいな入れ物にメダルを入れてメダルを補充する様子をみたことがあると思います。
例えば、従業員がメダルをスロット機に補充すると見せかけて、遊技台の下皿にザザァーっと入れちゃいます。そうすることで、スコップ一杯分のメダルをなんなくゲットします。
②メダルを計数するときに補充用のメダルを計数機に入れる。
これも①と同じようなものですが、遊技を終えたお客さんがメダル計数機でメダルを流す際、手持ちのメダルにプラスして、補充用のメダルをザザァーっと・・・。
①と②については、ホールのことをあんまり知らないアルバイトが犯人になることが多いです。ここでいう客とはその犯人の友人で、後日不正に取得したメダルを折半してアルバイト自身もお金を得るのですが・・・、
ほぼ間違いなく近日中に犯人は特定されちゃいます。
閉店後、ホールコンピューター(何度も言いますが、遠隔操作をする機械ではなくホールの出玉や売上を集計管理する機械です。)を見て、締め作業をすると、必ず不正をした分の「メダル誤差」が発覚します。
メダル誤差がでたら、店長や社員がその原因追及をします。メダルの横流し以外にも外部からの持ち込みメダルなどの可能性も視野に入れ、防犯カメラをくまなくチェックします。
パチンコ店の防犯カメラは高性能のものが多いため、ジェットカウンターや遊技台の中で不審な動きがないかとチェックしていると・・・。

犯人を見つけちゃうんです。

アルバイトはそういったパチンコホールの仕組みをあまり知らないため、「自分が少しぐらいこうやってメダルを友人に渡してもばれないだろう」と考えますが、ホールの防犯カメラやホールコンなどを知っている人はこういったことはまずしません。

そこで、仮にアルバイトが犯人として、そのことが発覚したら、
もちろんアルバイトはクビになります。
ホールによっては「窃盗」として警察に伝えるところもあるでしょうが、それは極まれです。
そして、不正に渡したメダル分のお金をアルバイトに請求します。金額が多ければ分割で支払うか、親に払ってもらうかなどの詳細を詰め、誓約書を書かせます。
ここでお金が滞ったら、何回かの督促の後、警察に窃盗として被害届を出したりします。
いくら、「友人がすべて持って行って、自分はお金をもらっていない」などといっても無駄です。
すべてののお金を払ってもらうことになります。

この手の話は比較的多い話であり、やはりお金が絡むと人は何をするかわからないということを痛感させられます・・・。







パチンコ業界について⑥ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<大当たりの波ってあるの?それは台のデータを見ればわかるの?>
最近は某パチンコ漫画でもしきりに「波」を読めばよい・・・。などの描写が見受けられます。
「オスイチ」を狙い打て・・・。などという漫画がやたらめったら漫画のトップに来るようになりました。漫画のトップに来るのは、それが人気があるということなのでしょうが・・・。

そもそも「大当たりの波」ってあるの?ということですが、

「波」は存在します。そしてそれはみなさんも今まで十二分に経験していると思います。

例えば、400分の1のパチンコ台があったとします。その台に座り、毎回400回転ごとに大当たりを引くかといえば、そうではないですよね?

時には100回転で当たったり、50回転で当たると思いきや、400回転を超えても当たらない・・・、600回転、700回転、・・・ついに1000回転を超えても当たらない。

それがいわゆる「大当たりの波」と言われるものです。

以前のブログで、さいころを振るたとえを出したことがありますが、普通の6面体のさいころを6回降ったら1~6までが1回ずつ出るということはないですよね?
時には1が6回出る可能性もありますし、上に書いたような1~6が1回ずつ出る事だってあると思います。

ずっと昔の麻雀漫画ですが、「ノーマーク爆牌党」という片山まさゆきさんが描いた漫画で、同じような確率のたとえがありました。
「色が2色の大きさが同じビーズを瓶につめ、シャッフルすると、2色のビーズはきれいに混ざり合うか?」というものですが、「答えはNO」であり、2色が混ざり合う部分、1色の塊が残っている箇所ができたり、均等には混ざらない。その塊がある部分が「波」である」
というものです。

では、某パチンコ漫画のように、「オスイチ」を狙うために回転数やカニ歩き等を駆使し、「波」を狙うことはできるのか?

答えは「NO」です。

そんなものが回転数などで判断できるわけがありません。朝イチだと大当たりが引きやすいなどは完全な「オカルト」です。
この「オカルト」も以前は効果があった時期があります。このブログでも少し触れました「モーニング」があらかじめ遊技台の機能として組み込まれているときです。
もっと突っ込んでいえば、「モーニング」というプログラムがされているわけではなく、大当たりの仕組みが今とは違うためです。
「綱取物語」では、3つのモードが内部に存在します。「天国モード」「通常モード」「地獄モード」の3種類です。このモードはそれぞれ大当たりの確率が異なり、「天国モード」はおおよそ30分の1くらい、通常モードだと250分の1ぐらいですが、地獄モードになると、約1000分の1になっています。このモードは大当たりをするたびに確率の振り分けでどのモードに移行するかが決まっていました。
「綱取物語」の連荘はこの「天国モード」がループして、早い回転数で大当たりを引く仕組みになっていました。
そして、この台の特徴として、遊技台の電源を切り、電源をONにすると、強制的に「通常モード」になりました。
つまり、「地獄モード」で打つリスクがなくなるのです。
そこで、朝イチはみなさんこぞって「綱取物語」を打ち、連荘が終わった時点で遊技をやめる。という打ち方をしていました。
朝イチのカニ歩きとは、この「綱取物語」でいえば、その日まだ大当たりしていない「通常モード」の台を打つというやり方です。

ところが、今のパチンコ台はおおむねこのモード移行などがない「一発抽選」の台がほとんどです。
ですので、朝イチに回そうが、夕方に回そうが、どの台で回そうが、まったく変わらないのです。

なので、この「オスイチ」漫画でよくある、大当たりしやすいゾーンなどは存在しません。

あの漫画はフィクション漫画として見るようにして、あまり真に受けない方がよいと思います。
言葉は悪いですが、「カニ歩きをすればよい台に座れる」「こういう演出が来たら大当たりの波が近い」などという言葉は、よくいかがわしい雑誌に書いてある「パチンコ攻略法販売します」の手口と同じようなものです。






パチンコ業界について⑤ [パチンコ業界]

私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。

こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。

そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。






<『サクラ』って本当にいるの?>
これも常にネット上で話題になっているものと思います。
「あの人はずっと店にいるけど、いっつもよく出してる。店が用意したサクラじゃないの?」
「私はずっと負け続けてるけど、特定の人はいっつも勝ってるのは、店側の人間やからちゃうん?」
などなど、さまざまな憶測がホール内で飛び回っています。

これについては、私も一部のパチンコ店しか見ていませんが、おそらくは「ない」と思います。

店側が「サクラ」を用意するメリットってなんでしょうか?

「出玉感」を出すため?
「この店は出てる」と思わせたいけど、その費用を出したくないから店の人間に打たせてその費用を回収する?

あまりにも非現実的だと思いませんか?

最近のパチンコ店は特にそうですが、500台を超える設置店舗も多く、1000台を超えるお店も多くなっています。

その中で、1台や2台、10台であっても、仮にパチンコであれば甘釘調整をする、スロットであれば高設定を入れたとしても、そんなに目立つことはありません。

釘が辛い台であっても、低設定であっても、中には確率以上の出玉がでるときも十分あります。
逆に、最近のパチンコであれば甘釘にしても平気でハマったりする場合もありますよね?

俗にいう、「裏基盤」なるお店が不正なプログラムを用意する台があり、かつその台に「サクラ」を座らせるといった場合でも、「遠隔操作」の記事にある通り、そういった機械を店に置くことのリスクがでかすぎて(グループ店含めて営業停止や営業取り消しになるリスクを伴う)お店はそんな選択肢を取らないでしょう?

ならば、サクラを100人くらい雇って、目立つようにしますか?そのサクラに払うお金の方がもったいないですよね?一人一万円なら、それだけで100万円?5千円だとしても50万円?

そんなところでお金を使うぐらいなら、「芸能人」を呼んで集客する方がよっぽどまっとうで、かつある程度の効果が期待できますよ。

芸能人を呼ぶ場合、芸人のランクにもよりますが、若手芸人ならば、30分~1時間くらいで、30万円くらいで呼べちゃったりします。

もう少しランクが上がれば、50万円だったり、そこそこ人気のある芸人さんでも100万円あれば呼ぶことができます。

私が店長なら後者を選びます。

また、「サクラ」を雇った場合、その「サクラ」がお店から金品をもらったりしたなど、ブログに写真付きで乗せちゃうと、もうその店にはだれも行かなくなりますよね?

「この店はサクラがいるから、特定の人しか勝てない」

そんなリスクを抱え、効果もどれだけあるのかわからない。そんな「サクラ」ってお店にどれだけメリットがあるんでしょう?

もちろん、「遠隔操作」でも掲載した通り、中には「サクラ」を使っている店はあるのかもしれません。でもそんな店は本当に末期のお店で、いつつぶれてもおかしくないお店だと思いますよ?

だって、そういった方法でしか集客できないと思っているようなお店だからです。

少なくとも、ある程度のお店を運営しているようなパチンコ店であれば、「サクラ」なんてないと思っていただいてもよいと思います。

・・・

だからといって、一般のお客様が「勝てる」ってわけではないんですけど・・・。







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