パチンコ業界について⑮ [パチンコ業界]
私はパチンコ店でのアルバイトで現場にでたことがあり、かつ、5年ほど働いていたパチンコチェーン店で、パチンコ業界については他の方よりも把握していると思っています。
こういったブログやネット情報などでパチンコ業界のことについて書かれていることがありますが、その内容を見ていると、結構飛躍した考えが記載されているものも散見されます。
そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。
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●顔認証システムについて
これも、【パチンコ業界について①】で書いている、遠隔操作と関連した内容になっています。
「パチンコ店では顔認証システムを導入している」
「顔認証システムを使って、初めて来店する人には出玉を出して、そのあと出玉を絞る」
などなど・・・。
まず、『顔認証システム』自体は最近の技術で、パチンコ店だけではなく、コンビニなどの小売業などにも導入されています。
コンビニなどで導入されている理由は、万引きを防ぐためです。
万引きが後日カメラで発覚したときに、万引き犯の顔を『要注意人物」として登録しておき、再度犯人が来店したときにエラー音がなり、警告してくれるってものです。
では、パチンコ店で顔認証システムが導入されているのはなぜか?
①パチンコ店で不正をした、いわゆる「ゴト師」を登録しておくため。
②ゴト行為まではないが、迷惑行為などをした「出禁者」の再来店を防ぐため。
が大きな理由です。
この顔認証システムですが、現職でこの業者さんと打ち合わせをしたことがあり、その映像サンプルを見たことがありますが、とんでもなく鮮明に映っています。
それだけ技術が向上しています。
顔認証システムについてはそこそこの費用(ウン百万)がかかるのでパチンコ店で導入しているのは、大手チェーン店や最近できた店舗などで、昔からある古いお店ではほとんど導入されていないと思います。
そして、本題に戻りますが、顔認証システムを使ってお客様が狙い撃ちされ、人によって出玉を操作しているのか・・・。
『そんな事はあり得ません』
ネットなどでよく顔認証システムを使って、「俺狙い撃ちされてる!」なんてことを書いている人がいますが、パチンコ店側からしたら、個人を狙い撃ちする暇はありません。
私から言わせればただの『被害妄想』です。
例えば、パチンコ店以外の業種に例えて、製造の仕事に携わっているとして、一日1000個作る製品の一つ一つに注目したりしないですよね?
居酒屋で接客の仕事をしていて、「この人気に入らない」といってその人だけ値段を変えたり、あからさまに接客態度を変えたりしないですよね?
もし仮に、顔認証システムを導入して、遠隔操作をする設備が整っていたとしても、
パチンコ店では、お店や稼働にもよりますが、延べ人数として設置台数の3倍くらいの来場があります。
その中にはもちろん同じ人が出たり入ったりしていますが、それでもそこまでの人数を一人ひとり見て、
「この人は初めて来た」
「この人は前に出玉をたくさん出したから今日は出さないでおこう」
なんてやるほどパチンコ店の社員は暇じゃありません。
他にやる仕事はたくさんあります。
さらにさらに、「この人は初めて来たお客様だから、出玉を出してまた来てもらおう」と思っても、そのお客様が来るかどうかなんてわからないですよね?もしその人がたまたま出張中で他県から来ていて、たまたま入った店だとしたら・・・。
そんな不確かな情報だけで、遠隔操作をする目的で顔認証システムを導入しません。そもそも遠隔操作をする必要もありません。
※詳しくは【パチンコ業界について①】に書いています。
http://pachi-drop.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20
顔認証システムはあくまで、他の業種と同じく防犯面を強化したいために導入しているお店がほとんどだと思います。
余談ですが、最近では顔認証システムだけでなく、駐車場の入り口で、車のナンバープレートを認識する
「ナンバープレート認証システム」なるものもあると聞いています。
これは前述の顔認証システム同様、防犯面強化の意味合いですが、さらに、来店する地域エリアを自動で集計し、販促チラシなどをどのエリアに打つのが効果的なのかというものもあるようです。
※繰り返しになりますが、業界についての記事はパチンコ店を擁護するものではなく、遠隔操作や不正などがなくてもパチンコは「勝てない」ものであるということを伝えたいためです。
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そこで、私が知りうるパチンコ業界の内容について書いていきたいと思います。
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●顔認証システムについて
これも、【パチンコ業界について①】で書いている、遠隔操作と関連した内容になっています。
「パチンコ店では顔認証システムを導入している」
「顔認証システムを使って、初めて来店する人には出玉を出して、そのあと出玉を絞る」
などなど・・・。
まず、『顔認証システム』自体は最近の技術で、パチンコ店だけではなく、コンビニなどの小売業などにも導入されています。
コンビニなどで導入されている理由は、万引きを防ぐためです。
万引きが後日カメラで発覚したときに、万引き犯の顔を『要注意人物」として登録しておき、再度犯人が来店したときにエラー音がなり、警告してくれるってものです。
では、パチンコ店で顔認証システムが導入されているのはなぜか?
①パチンコ店で不正をした、いわゆる「ゴト師」を登録しておくため。
②ゴト行為まではないが、迷惑行為などをした「出禁者」の再来店を防ぐため。
が大きな理由です。
この顔認証システムですが、現職でこの業者さんと打ち合わせをしたことがあり、その映像サンプルを見たことがありますが、とんでもなく鮮明に映っています。
それだけ技術が向上しています。
顔認証システムについてはそこそこの費用(ウン百万)がかかるのでパチンコ店で導入しているのは、大手チェーン店や最近できた店舗などで、昔からある古いお店ではほとんど導入されていないと思います。
そして、本題に戻りますが、顔認証システムを使ってお客様が狙い撃ちされ、人によって出玉を操作しているのか・・・。
『そんな事はあり得ません』
ネットなどでよく顔認証システムを使って、「俺狙い撃ちされてる!」なんてことを書いている人がいますが、パチンコ店側からしたら、個人を狙い撃ちする暇はありません。
私から言わせればただの『被害妄想』です。
例えば、パチンコ店以外の業種に例えて、製造の仕事に携わっているとして、一日1000個作る製品の一つ一つに注目したりしないですよね?
居酒屋で接客の仕事をしていて、「この人気に入らない」といってその人だけ値段を変えたり、あからさまに接客態度を変えたりしないですよね?
もし仮に、顔認証システムを導入して、遠隔操作をする設備が整っていたとしても、
パチンコ店では、お店や稼働にもよりますが、延べ人数として設置台数の3倍くらいの来場があります。
その中にはもちろん同じ人が出たり入ったりしていますが、それでもそこまでの人数を一人ひとり見て、
「この人は初めて来た」
「この人は前に出玉をたくさん出したから今日は出さないでおこう」
なんてやるほどパチンコ店の社員は暇じゃありません。
他にやる仕事はたくさんあります。
さらにさらに、「この人は初めて来たお客様だから、出玉を出してまた来てもらおう」と思っても、そのお客様が来るかどうかなんてわからないですよね?もしその人がたまたま出張中で他県から来ていて、たまたま入った店だとしたら・・・。
そんな不確かな情報だけで、遠隔操作をする目的で顔認証システムを導入しません。そもそも遠隔操作をする必要もありません。
※詳しくは【パチンコ業界について①】に書いています。
http://pachi-drop.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20
顔認証システムはあくまで、他の業種と同じく防犯面を強化したいために導入しているお店がほとんどだと思います。
余談ですが、最近では顔認証システムだけでなく、駐車場の入り口で、車のナンバープレートを認識する
「ナンバープレート認証システム」なるものもあると聞いています。
これは前述の顔認証システム同様、防犯面強化の意味合いですが、さらに、来店する地域エリアを自動で集計し、販促チラシなどをどのエリアに打つのが効果的なのかというものもあるようです。
※繰り返しになりますが、業界についての記事はパチンコ店を擁護するものではなく、遠隔操作や不正などがなくてもパチンコは「勝てない」ものであるということを伝えたいためです。
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2016-06-20 12:16
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顔認識システムって実用化していたんですね!
知りませんでしたよ。
でも、やはり私も眉唾物の噂は信じていないです。
手間と金がかかるのに、リスクが大き過ぎと思うんですよね。
命釘をアケてアタッカー周辺をきつめにシメたほうがまだマシな気がしますよ。
でも、ハイテクな時代になったもんですねぇ。
私が打ち初めの頃はハネモノが七割くらいで、残り三割がセブン機、一発台、パチスロでしたからね。
遠隔しようにもアナログな時代じゃそんなコト出来るハズもなく…
ただ、私の若い頃に待ち合わせの暇潰しがてら何度か行った店が遠隔で摘発された事があるんです。
客のいない店だったんですけどね。
遠隔で客を飛ばしたか、逆に客をつけるためか…
後者だったら、某漫画家のオスイチとやらがあったかもしれませんね。
by やんやん (2016-06-22 18:39)
コメントどうもです。
>そして、本題に戻りますが、顔認証システムを使ってお客様が狙い撃ちされ、人によって出玉を操作しているのか・・・。
『そんな事はあり得ません』
ネットなどでよく顔認証システムを使って、「俺狙い撃ちされてる!」なんてことを書いている人がいますが、パチンコ店側からしたら、個人を狙い撃ちする暇はありません。
私から言わせればただの『被害妄想』です。
20円スロのジャグラーでくそハマリすると陰謀論みたいに顔認証やっていると本気で思い込むようになりますよね?
何で俺は設定6みたいなデータがいい台をつかんだのに隣のおばあちゃんのジャグがジャグ連して箱にメダルがどんどん増えている。
何で目押しもできないようなおばあちゃんの台が勝てて、俺は600回も800回もはまるのか?
本気で遠隔操作と顔認証やっているんじゃないか??と疑心暗鬼になってしまうものです。
自分もジャグラー様で850Gまではまったことがあって何でこんなにバケも出ないんだ・・・と思ったこともありますから。
by サヨパチ (2016-06-22 20:24)
やんやんさん
コメントありがとうございます!
顔認証システム自体は比較的健全なシステムであると思っています。
記事にも書いたように、コンビニや本屋さんなど、万引き被害が多い業種などでは、顔認証システムの画像を登録するだけで結構引っかかったりするそうです。(万引き犯は万引きに成功したお店には来店する率が高いようですので)
で、さらに言えば、パチンコ店でも顔認証システムの導入はありだと思っています。パチンコ店のお客さんは結構「そんなことするの?」という人が他のサービス業に比べて格段に多いので・・・。
(財布やICカードの盗難、玉やメダル泥棒などなど・・・。)
そういった人が多いから、防犯面を強化するために導入する顔認証システムも、歪んだ考えを持っている人から「あれは遠隔操作をするためのシステムだ!」ととるのはすごい発想だなぁと思っちゃいます。
そんなことをしなくても、パチンコは負けるようになっているんですから・・・。
ちなみに、ご近所の店舗で遠隔操作で摘発されたというお店ですが、遠隔操作を導入するお店はおおよそ小規模の店舗(個人経営の1~3店舗くらいの経営のお店)だと思います。
そういったお店が遠隔システムを導入するのは、お店が小さく、お客さんの入りが少なすぎると、一日一日の売上が安定しないため、その売り上げを安定させるために導入するお店が多いのではないかと思います。
稼働が少なく、確率通り収束しなくなるため、お客さんがたくさん出ている場合は他の台で大当たりを引かなくしたりするようです。
by pachi-drop (2016-06-24 10:32)
サヨパチさん
コメントありがとうございます!
遠隔操作については、「絶対にやっている!」と思っている方と「やっていない」とに意見が分かれますよね。
私は私自身の経験などから「やるリスクが高すぎて、手は出さない」という結論ですが、先のコメントにも書いている通り、小規模経営のお店であれば、実際に摘発された例もありますし、仕組み自体はあると思います。
確率の収束については私もパチンコを打っていた時代に苦しめられた思い出があります。ずっと昔の台で一般電役機で1/120くらいの確率の台で1300回転ハマった経験があります。
それはさすがにないんじゃない?と思った事もありますが、日によってはトータル1/40くらいで大当たりし続けたこともあり、そういったことをすべてひっくるめての確率なのかなぁと思いました。
なにせ、台を開けて中を見せてくれるお店もないですし、たとえお店が悪いことをしていても打ち手にはわからないのがパチンコです。
ただし、持論でいえば、以前の記事にもありますがそんなことをしなくても釘や設定などでお店が儲けるようになるものですし、意外と知られていませんが、オープン前の時間などで警察からの抜き打ち検査もありますので、やはりそのリスクを抱えることはないというのが私の結論です。
by pachi-drop (2016-06-24 11:04)